A. 以下の要領で行ってください。
1.アース-電源間の絶縁抵抗値を測定する場合
1.漏電遮断器のスイッチをOFFにします。※1
(漏電遮断器無しタイプはそのままで良い。)
2.プラグ側アースピンまたはアース線またはアース端子(アースのないものは、
フレームや円盤等の金属部分)にメガテスターのアースクリップをはさみます。
3.コードリールプラグの電源刃部に片方ずつテスター棒をあてて ※2
メガテスターのテストボタンを押し、それぞれの数値が100MΩ以上 ※3
でしたら合格です。
2.電源線間の絶縁抵抗値を測定する場合
1.漏電遮断器のスイッチをOFFにします。 ※4
2.プラグの片側にアースクリップを挟み、もう一方にテスター棒をあてます。
3.メガテスターのテストボタンを押し、100MΩ以上 ※3
でしたら合格です。
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※1 メタルセンサーリールの場合は、漏電遮断器のスイッチをOFF、
メタルセンサー切替SWもOFFにしてください。
また、MB-301KVL型は漏電遮断器のスイッチをOFFにし、リセットボタン
を押し続ける必要があります。
テープ等でリセットボタンを押した状態で固定してください。
また、大容量メタルセンサーは分解してメタルセンサー回路を外して
ください。
※2 テモートリールの場合はコンセント部にゴムプラグのカバーなしの物を
差し込んでテスター棒が接触できる電源部が露出したアダプターなどが
必要です。
※3 電気用品安全法→電気用品の技術基準を定める省令→別表第四→
配線器具→6接続器→附表第四に基づいて数値は、5MΩ以上と定められ
ていますが、通常コードリールの実測値は100MΩ以上になります。
カンデンレスリールはアース監視機能(電流計)がついているため1MΩ
以上で合格となります。(アース-電源間のみ)
※4 漏電遮断器付のコードリールの場合のみできます。漏電遮断器なしタイプ、
カンデンレス、メタルセンサーリールの場合は分解し、
回路用電源線やパイロットランプなどを外して行ってください。
また、弊社パイロットランプ内蔵式トビ出しプラグ付の場合は、
アースピンを押し込んでテープなどで固定し押し込んだ状態を保って
測定してください。アースピンが出るとパイロットランプが通電して
しまうため計測できません。